フィットする靴の選び方【バネワンポイントレッスンvol14】

球技はもちろん、ウォーキングやランニングなどあらゆるスポーツに必要な道具が。合わないと、足が本来持っている機能を発揮できず、疲れや足のケガ、マメの原因になります。快適に運動するために、合った靴を選びましょう。

 ●まずカカトを合わせる
お店に行ったら、まず靴ヒモを通して足を入れてください。そして靴のヒールカウンター(カカトのあたる部分)に「カカトを合わせてから、つま先に余りがどれくらいあるか」で判断します。 人間はカカトの骨の上にスネがあり、スネの上には膝があり、膝の上には太ももの骨があり、太ももの上には股関節があり、股関節の上には骨盤があり、上半身があり…という構造になっています。土台になっているカカトがずれやすい靴は、全身がゆがむ原因になるので、靴のカカトを合わせる事が重要です。 足の外反母趾や豆などはつま先に起きるので、靴選びをつま先に意識が向きやすいですが、かかとがフィットしてはじめて靴との一体感が生まれます。

●この選び方は間違い
「シューズを履いて、カカト部分に人差し指を入れる」という方法はカカトのフィット感がわからないので間違いです。靴を履いたらまずカカトをトントンと地面に突いて合わせてから、ひもを締めてください。 この後に足の指を動かして、自由に動くか確かめましょう。靴のつま先の余りを「捨て寸」と呼びますが、これは1~1.5cmくらいの余裕は必要です。 幅は親指や小指の付け根がきついと感じない幅の靴にしてください。骨の異常を招いてしまうこともあります。走ったり、歩く時は必ず足を後ろに蹴る動きが入りますが、蹴る瞬間、足指の付け根で体重を支えています。足指の付け根が動かない靴は、うまく後ろに蹴ることができず、歩きづらく走りづらい靴です。運動用に選ぶなら避けるようにしてください。

●カカトを合わせるためにバネインソール
靴選びで大切なポイントをまとめると
1.カカトを合わせる
 2.つま先に1cm程度の余裕
3.親指と小指の付け根を自由に動かせる幅

 の3つ。
足の大きさは左右で異なるので、必ず両足履いて合わせてください。この上で更なるフィット感を目指すならバネインソールを使いましょう。
ベーシック(インソール)ベーシックpkg

バネインソールのコントロールカップはカカトがすっぽり収まる形になっているので、靴のフィット感が上がり、ケガや疲れの予防やパフォーマンスアップにも役立ちます。どの靴を選んでも合わないという方は特に試してみることをお勧めします。


アーカイブ
TOP