ダイエットでケガしやすい足の形【バネインソールワンポイントレッスンVOL11】

巷には様々なダイエット情報が溢れていますが(手術に頼らず)脂肪を落とす方法は3つしかありません。
 1.摂取カロリーを抑える(栄養)
 2.消費カロリーを増やす(運動)
 3.1と2の両方

最も効果が大きいのは3番。どんな栄養コントロールを取り入れても適度な運動を取り入れることで効率よく痩せられます。

しかしダイエット初期は体重が重いのに加え、筋力も弱くケガの危険性が高い状態。不要なケガを避けるためにアキレス腱の捻じれを確かめる事をお勧めします。
●アキレス腱の捻じれチェック
ワンポイント11_3
 ◆アキレス腱をマジックでなぞり、平らな所に立ちます
 ◆後ろから見て線が真っ直ぐであれば正常 
※線が内側「くの字」に曲がっている人は要注意

■有酸素運動でケガしやすい足
上のチェックで線が内側「くの字」に曲がる人は、踵の骨が内側に入っている状態です。踵の骨が内側に入っている状態を距骨下関節(きょこつかかんせつ)の過回内と言います。ガニ股の人に多い足の形です。本来足は全体で衝撃を分散できる形をしているのですが、本来の足の形とは異なる形では、衝撃分散機能を発揮できません。 

また踵の骨はビルで言う土台。ビルであれば、土台が歪むとビル自体が傾き、やがて崩れますが人間の場合、土台である踵の骨(踵の骨がある距骨下関節)がズレているからと言って、崩れて転倒することはありません。姿勢が崩れないように他の筋肉を使って力む代償運動ができるからです。しかし代償運動は本来の動きではなく、不自然な動きのため、関節周辺に疲労が蓄積しケガの原因になります。

衝撃分散できない。不自然な体の使い方になる。ガニ股に多い足の形=距骨下関節過回内の足は二つの大きなケガの原因を持っています。

■踵の位置を道具で戻す 
踵の骨のズレを矯正する手っ取り早い方法は、踵の骨が自然な位置に来るように設計されたインソールを使うことです。オーダーメイドのインソールに適う物はありませんが、踵の骨がちょうどいい位置に来るように、穴が空けられているバネインソールもお勧めできます。
ベーシック(インソール)
ワンポイント11_2
バネインソール・ベーシック

有酸素運動による足首や膝のケガ、アキレス腱や足裏の痛みを避け、ダイエットを成功させるためにアキレス腱の捻じれのチェックと、必要ならばインソールの使用も検討してください。

アーカイブ
TOP