足裏の痛みを防ぐインソールの選び方【バネインソールワンポイントレッスンVOL.7】

足裏の痛みはラグビーやアメフト、サッカー、野球などスパイクを使う競技やバレーボールやバスケット、ダンスなどフロア競技で多発します。

 

●靴の中で足が動くと悪化しやすい

足裏は地面からの衝撃をダイレクトに受けるので疲れる。疲れが溜まるから痛む。

足が靴の中で動くと足裏は更に痛みやすくなります。足裏の筋肉に余計な力を入れてバランスをとる必要があるからです。

 

●足底筋膜炎

スポーツで起こる足裏の痛みのほとんどは、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)によるもの。

これは足の裏に膜のように張っている足底筋膜(足の指の付け根から踵にあります)や腱に負担がかかり、炎症や小さな断裂が起きている状態。

足底筋膜炎で痛み出すのは踵の前あたりなので、運動中この部分に痛みが出てきたら注意してください。

 

●硬い“だけ”のインソールはスポーツに適さない

インソールでできる足底筋膜炎対策は2つあります。“柔らかいインソール”を入れ着地衝撃を減らす。“硬いインソール”を入れて足が動かないようにする。正反対の機能です。

 

バネインソールを見ると正反対の2つの機能が実現しているのがわかります。底にある黄色いコントロールカップを見てください。

ベーシック(インソール)    cup[1]

よく見ると踵と土踏まずのところに穴が空いていますね。

ここがポイント!

硬いコントロールカップに穴をあけ強度を落としたことで、最大限の固定力と適度な柔らかさ実現する作りになっています。


コントロールカップ

日常生活に比べ運動中は足裏の衝撃が増えるので、硬いだけのインソールでは衝撃に耐えられない。柔らかいだけのインソールでも足がグラつき、足裏の力が余計に必要になるので、痛みの予防には役立たない。

 

私がバネインソールを運動する人に特に勧めたいのは、硬さと柔らかさ両方の機能を持っているので“運動時”の足の痛み予防にも役立つから。

足底筋膜炎を持っているアスリートにも好評なので、ぜひ一度お試しください。

アーカイブ
TOP