●ランナーに多い疲労骨折
一回当たりの衝撃はさほど大きくありませんが、繰り返し足に衝撃を受けるランニングをしている人に起こりやすい足の疲労骨折があります。それが中足骨疲労骨折です。(赤丸印部分)
中足骨とは足の指の付け根。足の甲にあります。疲労骨折しやすいのは人差し指の付け根、第2中足骨と中指の付け根、第3中足骨。
骨折がある場合は医師の許可が出るまではランニング中止。骨がくっつくまで休みましょう。骨折が初期でしたら約2~3週間休めば治りますが、酷くなると当然回復期間も長くなるので、甲の痛みは我慢せず、早めに病院に行ってください。
●スネの緊張
「疲労骨折は無かった、でも甲が痛い」という事もあります。スネの筋肉が緊張しているケースです。
スネには前脛骨筋や長指伸筋という筋肉がついているのですが、この筋肉はスネから足の甲まで付いているので、スネの筋肉が緊張すると足の甲まで緊張します。
つま先を伸ばしても足首が真っ直ぐ伸びない、スネが張っている感じがする場合はセルフケアしましょう。
●スネのほぐし方
スネの筋肉が緊張している場合は、まず練習後にアイシングしてください。スネを氷で15分冷やした後は、足首を伸ばすストレッチを30秒2~3セット行いましょう。
・スネのストレッチ
ストレッチ前にげんこつですねの脇に沿って下から上にトントン叩くのも効果的です。
●バネインソールで予防
ランナーに起こりやすい中足骨の疲労骨折やスネの筋肉の疲労は、着地の際に足にかかる衝撃を減らす事ができればケガを減らす事もできます。
バネインソールは足本来のクッション機能を引き出してくれるので、足のケガを防ぐのに役立ちます。
※バネインソールの詳しいテクノロジーはこちらをご覧ください。
ランナーに多い足のケガは、セルフケアとバネインソールで防ぎましょう。